2022/7/10
2022年7月10日 アオイトトンボ Lestes sponsa (Hansemann, 1823) ♀
Canon EOS R6, EF100mm F2.8L Macro IS USM, 1/200s, F5.6, ISO 200, SPEEDLITE 430EX II
2022年7月10日 ルリイトトンボ Enallagma circulatum Selys, 1883 ♂
Canon EOS R6, EF100mm F2.8L Macro IS USM, 1/500s, F2.8, ISO 100
本日は昨日とは別の高原に向かった.現地の天気は曇り時々晴れと厳しい天候となった.目的のトンボはホソミモリトンボ.今回で3度目のチャレンジ.早速ポイント周辺を散策する.しかし晴れ間が差さないのかトンボの姿が見えない.今日は厳しいかと思った.晴れ間が差し始めるとやや大きめのエゾトンボ系のトンボが飛び始めた.おそらくエゾトンボかホソミモリトンボのどちらかの可能性がある.撮影を始めるが晴れ間は長く続かず,その後は一度しか現れなかった.
続いて別のポイントに向かった.そこは池で北方系のイトトンボが狙いだった.池の周囲を探索するとアオイトトンボの未成熟個体が数十頭ほど止まっていた.じっとしていたので三脚を用意して撮影を行う.アオイトトンボと言うと成熟した時の青い姿が印象的であるが,未成熟だと全身緑色でオオアオイトトンボに似ている.他のトンボがいないか探し回るが残念ながら見つからなかった.
依然として天気は曇りであるが次のポイントに向かった.到着すると思ったよりもトンボが飛んでいた.まず目についたのはルリイトトンボであった.池の浮草によく止まっている.他には,カオジロトンボ,タカネトンボ,ヨツボシトンボがいた.この池はトンボとの距離が遠く,焦点距離300mmでも不十分な場所だった.昨日今日のフィールドワークから思うところがあり,技術や機材の不足で撮れないのは最大の機会損失ではないかと思う.