2022/8/20
2022年8月20日 ハネビロエゾトンボ Somatochlora clavata Oguma, 1913 ♂
Canon EOS R6, EF100mm F2.8L Macro IS USM, 1/200s, F2.8, ISO 400, SPEEDLITE 430EX II
2022年8月20日 カトリヤンマ Gynacantha japonica Bartenev, 1910 ♂
Canon EOS R6, EF180mm F3.5L Macro USM, 1/5s, F5.6, ISO 100, SPEEDLITE 430EX II
2022年8月20日 リスアカネ Sympetrum risi Bartenev, 1914 ♂
Canon EOS R6, EF100mm F2.8L Macro IS USM, 1/15s, F4.0, ISO 100, SPEEDLITE 430EX II
2022年8月20日 ナツアカネ Sympetrum darwinianum (Selys, 1883) ♂
Canon EOS R6, EF180mm F3.5L Macro USM, 1/20s, F5.6, ISO 100, SPEEDLITE 430EX II
2022年8月20日 オオアオイトトンボ Lestes temporalis Selys, 1883 ♀
Canon EOS R6, EF100mm F2.8L Macro IS USM, 1/5s, F5.6, ISO 100, SPEEDLITE 430EX II
本日は曇り晴れとそこまで暑くはない.今日はハネビロエゾトンボのリベンジをしに,前回とは別の場所に探しに行った.
最初に着いた場所は池の近くだった.とりあえず小川がないか探し始める.池の近くには薄暗い木陰があり何かいないか探してみると,リスアカネが止まっていた.おとなしい様子なので三脚を準備した.解像度の高い写真を撮りたかったので手ブレ補正を切り,ISOを最小にしてレリーズで撮影した.撮影後,小川の探索に戻る.歩いていると,道沿いの藪の方で何やら大きめのトンボが飛ぶのが見えたので確認してみると,なんとカトリヤンマだった.おそらく止まっていたのに気づかずに近づいていたことで出てきたのだと思う.少し高いところに止まったので深追いはしなかった.再度歩き始めるとまたカトリヤンマが飛び出すのを見つけた.どうやらこの一帯はカトリヤンマの宝庫で,少なくとも二十頭近く見つけることができた.たくさんいることが分かったので,撮影しやすいところに止まっている個体がいないか探す.すると撮影可能な距離と高さのところにいる個体がいた.最近導入した180mmマクロの射程範囲だった.時間は昼頃だったが,木陰の方を見ると普通に飛んでいるので非常に驚いた.また道沿いには,ナツアカネやマユタテアカネ,ミヤマアカネなどのアカトンボがたくさんいた.
色々と脱線してしまったが,もう一度ハネビロエゾトンボがいそうな小川を探し始める.地図にはもう一箇所小川があったのでそちらに車で移動する.それっぽいところに到着すると,怪しい入り口があった.入ってみると,薄暗い空間に小川が流れていた.先客もいたので当たりなのではと思った.とりあえず,小川と周囲に止まっていないか探し始める.歩いていると,それっぽいトンボがいたがすぐ高いところに行ってしまった.天気が曇りだったので少し厳しいかと思った.とりあえず,入ってきたところに戻り待ちぼうけをしてみる.しばらくすると,突然小川を飛び始めるトンボがいた.待望のハネビロエゾトンボだった.空振り続きだったので感動と一安心.長くて10秒くらいはホバリングするので撮影はAFサーボで余裕だった.ただ,背景が雑然としているためピント抜けが多発した.しばらくすると,この個体はどこかへ行ってしまった.また戻ってくるかと思い待ってみる.すると,今度は♀が産卵にやってきた.撮影をするもあまりホバリングはせず,フォーカス調整が間に合わなかった.この後は雨が降ってきてしまい撤収することになった.