2023/3/21

オツネントンボ

2023年3月21日 オツネントンボ Sympecma paedisca (Brauer, 1877) ♂
SONY α7RV, FE 90mm F2.8 Macro G OSS, 1/250s, F5.6, ISO 100

オツネントンボ

2023年3月21日 オツネントンボ Sympecma paedisca (Brauer, 1877)
SONY α7RV, FE 90mm F2.8 Macro G OSS, 1/320s, F4.0, ISO 50

本日は越冬トンボ三種を見たく、今年最初のトンボ撮影に出かけた。天気は晴れで、到着時の気温は15〜16度くらいだった。

9時半過ぎくらいから池の周囲を探索し始めた。池は複数あり最初のポイントでは見つからなかった。続いて隣の池を探すとイトトンボの飛ぶ姿を確認できた。単独個体と連結ペアの3匹で、オツネントンボであることが分かった。3月に越冬トンボを見たのは初めてのこともあり、とても嬉しかった。

気温が上がってくると、数が増えてきた。撮影しようとカメラを構え始めるも、警戒心が強くすぐに逃げてしまう。今回は90mmのレンズしか持っていなかったため、クロップして1.5倍の135mmとして撮影した。撮影していると、複眼が青い個体がいた。複眼の一部が青く、全体は青くならない。証拠写真程度しか撮れず、次回は望遠レンズを持参したいと思った。

10時半前後くらいからお昼近くにかけ連結および産卵のペアが複数確認できた。今日は天気にも恵まれ、少なくとも10頭以上の個体を確認することができた。

ホソミオツネントンボとホソミイトトンボは残念ながら見つけることができなかった。

余談:カメラをCanonからSonyへ移行

去年の4月にフルサイズミラーレス(EOS R6)へ移行した。一年間使った感想として、自分のなかではほぼ完璧なカメラであったが、飛翔撮影はやはり難しく感じた。特に、飛翔時にピントが7割ほどの状態から9割以上にするのが非常に高度で、7割から9割をAFでどうにかできないかと思い色々試行錯誤していた。トンボ撮影においてピントは複眼にあって欲しいものだが、R6は被写体認識できる対象が少なくこれらはトンボと相性が合わなかった。

そんな中で、ソニーから昆虫の被写体認識が可能なα7RVというカメラが発表された。もしかしたらと思い、詳細を確認したところ被写体認識の例にトンボがあり、これは先ほどの問題を解決してくれるのではと考え欲しいと思った。そして、これまでのカメラとレンズを資金源にして購入することを決めた。つづく...